箒山の梅花が開花しました

 大主殿の東側に御開祖お手植えの梅の木があります。今は、その子種である若い梅の勢いが大きくなってきており、お手植えの梅より少し早く開花します。
 元々はもっと大主殿に近い軒下近くにホウキの形の盛り土があり、お手植えの梅は箒山の梅と呼ばれていました。大きく伸びた枝は大主殿の屋根を越え覆うようになり屋根への影響が心配されました。
 篤志の方々のご奉仕により、現在のところに移植、ホウキの面影を遺すしつらえをしていただきました。
 その後、種から芽を吹いた若い梅の隣に、老木となったお手植えの梅があります。老梅ならではの趣のある花がつき、肉厚の大きな梅の実が、現在もたわわに実ります。
 感謝申し上げます。